きたる! 昭和アイドルブーム!!

平成生まれが語る昭和歌謡【第1回】きたる!昭和アイドルブーム!! 連載・コラム

僕の中で歌謡曲ブームが巻き起こった。当時まだ大学生だった僕は、通学中はもちろん、家に帰ってからもひたすら聴き狂っていた。

一口に歌謡曲といっても、1900年代初頭から1990年代頃までの日本のポピュラー音楽を指す総称なのでかなり幅広い。勘違いされないように説明しておくと、僕が好きなのは主に80年代頃のものだ。アイドル全盛期の時代で「80年代アイドルは松田聖子に始まりWinkで終わる」という言葉があるが、まさにその時代。当時の若者たちを魅了したアイドルたち。もちろん僕もドハマりした。

ブームがきた直接のきっかけは思い出せない。昔から古いものやレトロなものには漠然とした魅力を感じていたし、1番好きな科目は歴史だった。今思い返せばあの頃、学校帰りにTSUTAYAに寄ってCDを借りまくっていた。THEE MICHELLE GUN ELEPHANTとかBLANKEY JET CITYとかJUDY AND MARYとか90年代頃のロックバンドばかり。多分その流れでさらに遡っていき歌謡曲に辿り着いたんだと思う。

同じ頃、アイドルにも少し興味を持ち始めていた。高校時代周りの友人たちはAKB48の話で盛り上がっていたが僕は頑なに無関心をつらぬいていた。興味がなかったのかと言われれば嘘になる(可愛い女の子に興味がないわけないだろう!)が、当時はコアなロックバンドを聴くのがかっこいいと思っていたし、みんなの前で女の子の話するのはなんだか恥ずかしかった。大学生にもなるとそんな訳のわからないプライドと羞恥心はなくなったのだが、なぜか僕は80年代アイドルにハマってしまった。(同時に乃木坂46にも少しハマった。)

今のアイドルはグループで活動しているのに対して昭和アイドルは基本的に1人だ。
僕が小さいころ大流行していたのはモーニング娘。だった。夕飯時テレビをつければ彼女たちが派手な衣装を着て歌っていたのだから否が応でも覚えてしまう。

日本の未来はWow Wow Wow
世界がうらやむYeah Yeah Yeah~♬

そう歌う彼女たちを観て当時の僕は、日本の未来は明るいんだということと、アイドルはグループで活動するものだということを信じて疑わなかった。

1人ステージに立ち歌って踊る昭和アイドルは僕にとっては目新しく感じた。生演奏をバックに堂々とパフォーマンスをする10代の女の子たちを純粋にかっこいいと思った。80年代はアイドル全盛期というだけあって彼女たちは僕を飽きさせることはなかった。毎日のようにYouTubeを漁る。可愛いだけでなく、かっこいいアイドル・セクシーなアイドル・歌が下手なアイドル・・・まさに十人十色!そんな彼女たちに僕は夢中になった。

中森明菜に罵られたい。
もしかしたら僕はMなのかもしれない。罵られているのになんだか気持ちがいい…この感覚に陥ったことがある人は多いはずた。でも誰でもいいというわけではない。嫌いな上司や鬱陶しい兄弟に罵られたところで快感など生まれない。むしろイライラが溜まるだけだ

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