今回は東京下北沢を中心に活動しているオルタナティブロックバンド、羊文学のメンバーとおすすめ曲ついて紹介していきます。
羊文学は、00年代のオルタナティブロックの正統な継承者であると僕は思っています。
彼らが築き上げてきたものを
羊文学による解釈で10年代、20年代へと引き継がれていくのではないかと感じています。
難しいことをつらつらと書きましたが、
とにかく僕はこのバンドが大好きでみなさんにもぜひ聴いてほしいと思い今回は筆を執りました。
羊文学
羊文学、インパクトがあって一度覚えたら絶対に忘れなさそうなバンド名ですね。メンバーはBa.ゆりかさん・Gt.Vo.塩塚モエカさん・Dr.フクダヒロアさんの3人組。3人とも20代前半で現在現役の大学生のようです。
2012年、5人組コピーバンドとして結成。受験のための活動休止と数回のメンバーチェンジを経て、17年2月に現在のメンバーとなる。東京都、下北沢を中心に活動。多くの音楽から影響をうけた重厚なバンドサウンドと、意思のある歌声が特徴的なオルタナティヴロックバンド。
2018年7月25日にファーストアルバム「若者たちへ」をリリース。2016年には新人アーティーストの登竜門でもあるFUJI ROCK FESTIVAL ROOKIE A GO-GOにも出演しています。
重厚で疾走感のあるサウンド
最小限の人数・楽器数でめちゃくちゃ重厚なサウンドを鳴らしています。重厚なだけでなく疾走感、そして爽快感すら感じさせる楽曲は一聴してすぐに引き込まれました。
荒ぶるノイジーなギターも聴きどころの1つ。まるで感情を表現しているかのようなギターサウンドは楽曲にいろどりを加え、羊文学ならではの独特な世界観を創りだしています。
切ない歌詞
普段はあまり歌詞の意味とか内容を意識しないで曲を聴くことが多いんですけど、塩塚モエカさんの書く歌詞はスッと耳に入ってきて自然と言葉を追いかけていました。
ドラマという楽曲では「青春時代が終われば私たち、生きている意味がないわ」という強烈な歌い出しから始まります。青春時代特有の漠然とした悩みや不安を歌っており、あの頃のモヤモヤした気持ちを呼び戻させてくれるかもしれません。
ボーカル塩塚モエカさんの繊細で説得力のある歌声と、日常の中で感じる切なさや焦燥感を切り取ったような歌詞はギュッと胸を締め付けられます。
リリース作品
デビューEP「「トンネルを抜けたら」
2017年10月4日に発売されたデビューEP「「トンネルを抜けたら」
- 品番:PECF-3188
- フォーマット:CD
- 価格:¥1,600(税抜) /¥1,728(税込)
収録曲
- 雨
- 春
- うねり
- 踊らない
- Blue.2
- Step
2nd EP 「オレンジチョコレートハウスまでの道のり」
2018年2月7日に発売された2nd EP「オレンジチョコレートハウスまでの道のり」
- 品番:PECF-1148
- フォーマット:CD
- 価格:¥1,400(税抜) /¥1,512(税込)
収録曲
- ハイウェイ
- ブレーメン
- 涙の行方
- マフラー
1st アルバム「若者たちへ」
2018年7月25日に発売された1st アルバム「若者たちへ」
- 品番:PECF-1158
- フォーマット:CD
- 価格:¥2,300(税抜) /¥2,484(税込)
収録曲
- エンディング
- 天国
- 絵日記
- 夏のよう
- ドラマ
- RED
- Step
- コーリング
- 涙の行方
- 若者たち
- 天気予報
配信限定シングル「1999」
2,018年12月5日にリリースされた配信限定シングル。
メンバーより1999へのコメント:
「だいすきなクリスマスのために曲を作りたいとずっと思っていました。贈り物のつもりでリリースします。」
羊文学|20代の”今”を切なく奏でる次世代のオルタナティブロックバンド:まとめ
今回は羊文学というバンドについてでした。
曲調・歌詞・世界観全てが重厚。重厚なのに疾走感や、爽快感すら感じさせる楽曲たちとギュッと胸を締め付けるような切ない歌詞は羊文学でしか味わえない独特なものがあります。
僭越ながら今後の活躍、めちゃくちゃ期待しております!
よかったら聴いてみてくださいね。
では、今日はこのへんで。
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