今回はドリームポップというジャンルの説明と日本のドリームポップバンドを紹介していきます。
この記事では長々とドリームポップというジャンルについて語っていきますが
とりあえず聴いてもらったほうがはやいと思うので、ドリームポップの元祖をいわれている
Cocteau TwinsのCarolyn’s Fingersという楽曲を載せておきます。
この曲を聴きながらゆっくりとドリームポップの世界を堪能していただけると幸いです。
ドリームポップ
今回はドリームポップというジャンルについて説明していきます。
僕はこのドリームポップといわれるテイストの楽曲が好みで普段からよく聴いているのですが、
歴史とか発祥とか詳しく説明しろっていわれると正直、
・・・・・・・・・・・
という感じでした。
このメディアでも、この手のジャンルのアーティストは多く紹介しているし
今後「生半可な知識のやつに紹介されても説得力がない!」と思われないためにも、
今回は自分自身の勉強という意味も込めてこの記事にまとめていきたいと思います。
ここではドリームポップの発祥から現在に至るまでの変遷と、
日本や海外で活躍しているドリームポップバンドを紹介していきます。
ドリームってなんぞや!?
という方もこの記事を読めば明日から学校や職場の友人に
「俺、最近ドリームポップにハマってんだ」とドヤ顔で言うことができるようになるでしょう。
ドリームポップとは?
ここ数年インディーシーンなどでこのジャンルの音楽を演奏するバンドはかなり増えているように思います。新しく生まれた音楽ジャンルという印象が強いかもしれませんが、以外にもその歴史は古く、後に多数のジャンルへと枝分かれしていきました。
サウンドの特徴
全体的なサウンドの特徴としては、浮遊感があり幻想的で、なんだかふわふわしたようなサウンドです。他の多くのサイトでは「めまいを誘うような浮遊感のある音世界」と表現されていますが、感じ方は人それぞれですしなかなか言葉で表すのは難しいかなと思います。
ボーカルに関しては息遣いが聞こえてくるような透明感のあるウィスパーボイスでうたわれていることが多く、歌詞に関してはポップなメロディとは裏腹に内省的な内容のものが多いようです。
ギターはリバーブやディレイ、コーラスを用いて残響感を演出したようなサウンドが特徴的。
いつ頃誕生したの?
誕生は以外にも古く1980年代中頃といわれています。諸説ありますが、このジャンルの元祖と言われているのが1979年に結成されたCocteau Twins(コクトーツインズ)というバンドです。
他にもLowlifeやThe Passionsというバンドが同じころからドリームポップ然としたサウンドを鳴らしており、Cocteau Twinsと並んでこのジャンルの元祖として扱われています。
Cocteau Twinsってどんなバンド?
元祖・発祥といわれているバンドの中でも代表格的な存在として扱われている少Cocteau Twinsについて少しだけ説明していきます。
1979年にスコットランドで結成された3人組のバンドです。冒頭で紹介したのは1988年に発売されたアルバム「Blue Bell Knoll」よりCarolyn’s Fingersという楽曲。
こちらは1990年に発売された彼らの6枚目のアルバム「Heaven Or Las Vegas」からの表題曲。
これこそまさにザ・ドリームポップ!。
約30年前の作品ですが全く古臭さは感じないように思います。いかに今のドリームポップバンドが当時のサウンドを忠実に再現しているのかがわかります。
Cocteau Twinsはちょうどこの頃、ドリームポップサウンドを完成させこのアルバムは商業的にも大ヒットしました。
ドリームポップから派生したジャンル
ドリームポップから派生したジャンルとしてはシューゲイザーとチルウェイブが挙げられます。シューゲイザーのはじまりは1990年代中頃だといわれており、チルウェイブに関しては2010年以降に誕生したかなり新しいジャンルです。
シューゲイザー
フィードバックやノイズを多用したサウンドが特徴。そこにドリームポップのような透明感のあるウィスパーボイスでうたわれている場合が多い。”ノイズ”の加減はバンドによってさまざまで、ほぼ雑音に近いようなサウンドを鳴らすバンドからリフやギターソロでのみ用いるバンドまで幅広くあつかわれています。
こちらはいち早くシューゲイザー的ノイジーサウンドを取り入れたバンドの1つThe Jesus and Mary Chain(ジーザス&メリーチェイン)のJust Like Honeyという楽曲。1985年に発売した「Psychocandy」というアルバムで、後のシューゲイザーやオルタナティブロックに多大な影響を与えたとされています。
過去の記事でシューゲイザーサウンドを鳴らす若手バンドをいくつか紹介しているのでこちらもぜひ。
チルウェイブ
こちらはかなり新しくできたジャンル。2010年頃から世界的に存在が知られるようになったとあります。サウンドの特徴としては、ドリームポップをチチープな打ち込みや電子音でより現代的にしたような感じです。とりあえず今回はこのジャンルでもっと評価されているであろうアーティストWashed Out(ウォッシュ・アウト)の楽曲を。正直勉強不足です。後日また追記する・・・かもしれません。
日本のドリームポップバンドを紹介!
特に最近ではドリームポップとシューゲイザーの両方をこなすバンドが多く、ドリームポップに専念しているというのはあまり多くないかもしれません。(僕のリサーチ不足もあるかと思うので「こんなドリームポップバンド知っているよ!」という方がいればぜひとも教えていただきたい!)
ということで今回は
- ドリームポップサウンドの割合が多いバンド
- 日本をバンド
- 若手のバンド
これらの項目に当てはまるバンドを4つほど紹介していきます。新たに発見し次第追加していきたいなと思います。
anemoneyouth
知っている方ならわかると思いますが
けっこうシューゲイザーよりの楽曲も多く演奏しています。
アイドルチックな歌声と浮遊感のあるサウンドがとてもマッチしているし、
どこかノスタルジックな懐かしさも感じる1曲。
この夢見心地な気分にさせられるキラキラした感じ、大好物です。
Bearwear
彼らの楽曲はドリームポップ以外にも
ポップパンクやエモ、オルタナなどいろいろなジャンルを絶妙にミックスしたサウンドが特徴です。
この曲も浮遊感や透明感だけでなく”内に秘めた激しさ”のようなものを感じます。
関連記事:Bearwear|ドリームポップやエモ、ポップパンクをミックスした気鋭の2人組バンドを紹介
Mariana in our Heads
彼らは当時のサウンドを忠実に再現しているように思う。
儚げな女性の歌声と浮遊感のある切ないシンセ・サウンドが特徴的。
ドリームポップの王道を征くバンド。
関連記事:Mariana in our Heads | 男女5人組の王道ドリームポップバンドを紹介
Yüksen Buyers House
2014年に結成された4人組のバンド。
海外での活動も活発なようでDYGLやYkiki Beatらとも親交が深いそうです。
こちらもサウンドはシンプルで王道といった感じです。
渋い歌声とドリームポップ然としながらも非常にダンサブルな1曲。
まとめ
今回はドリームポップという音楽ジャンルについて書いていきました。
どのアーティストもいろいろなジャンルを上手く混ぜ合わせて独自に消化しているので1つのジャンルのみを取り上げて紹介するのは思っていたより難しかったです。でも今回この記事を書くことによってより音楽の知識を深めることができたかなと思います。今後も自身の勉強のためにもこういう記事書いていこうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます!この記事が気に入ったらシェアもよろしくお願いします。では、今回はこのへんで。
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コメント
anemoneyouthいいですね!
めちゃくちゃノスタルジックでめっちゃ好みでした!
最近知ったShe, in the hazeもおすすめです!
日本人離れした規格外のバンドです!
https://youtu.be/Z27wd8WNk0k